ロビ1のロビ2化 その6(ロビ1.6)
2021年10月12日


 動作が安定しているのロビ1をベースにロビ2の機能が使えるように制御ボードを変更してロビ2化しています。
 前回の赤外線ボードの取り付けでロビ1.5として完結しました。
 今回はそのまましていた電源周りのロビ2化を行いました。
 ロビ2の機能として充電チェアに座らせたまま24時間稼働させるというのがあります。
 またロビ1ではバッテリーを繋いだまま外部電源で動かす事は推奨されていませんでしたが電源の制御ボードが追加され可能となりました。
 なおロビ2の充電チェアがそのまま使えるので今回電源供給側についてロビ2の充電チェアを使うものとします。


電源制御ボードの取付

 「ロビ2」第45号の電源制御ボードとボトムボディカバーに交換します。



 ロビ1のボトムボディカバーにはロビ2の電源制御ボードが取り付けられないのでロビ2のものに交換します。
 電源制御ボードへはロビ1の分電盤に接続されていたバッテリーとスイッチのコネクターをそのまま接続します。



充電ジャックケーブルの交換

 「ロビ2」第39号の充電ジャックケーブルとヒップカバーに交換します。



 ロビ1のヒップカバーにはロビ2の充電ジャックが取り付けられないのでロビ2のものに交換します。

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 ヒップカバーを取り付ける40号の腰フレームはロビ1とロビ2では少し形状が違います(ケーブルの確認穴)が腰フレームと下腹カバーがそのまま使えると思いますが、もし40号のパーツが用意できるのであれば念のため交換しておいた方がいいかも知れません。





 これでロビ2と同じように充電チェアに座らせたまま連続してロビを動かせる事ができるようになりました。
 なお本改造を行うとロビ1の充電チェアやロビ1の充電プラグで直接充電できなくなります。
 充電したりや外部電源で動かすにはロビ2の充電チェアが必要となります。
 またロビ1に対してロビ2のパーツを使用するとロビ本体への影響を伴うのであくまでも自己責任という事でお願いします。

 なお本改造はロビ1に対しても有効でバッテリーをつないだままロビを動かせるようになります。
 ただしこの場合もロビ2の充電チェアが必要になりロビ1の充電アダプタで充電できなくなります。

 各フェーズと機能の表にRobi1.6を追加しました。  * 要プログラム(STARTUP.BIN)変更
機能 Robi1 Robi1.1 Robi1.2 Robi1.25 Robi1.3 Robi1.4 Robi1.5 Robi1.6 Robi2
Robi2プログラム × 〇* 〇* 〇* 〇* 〇* 〇* 〇*
Q-bo連携 × ×
リモート操作(Bluetooth) × × 〇* 〇* 〇* 〇* 〇* 〇* 〇*
音声認識(ロビ1ロビ2共通)
音声認識(ロビ2追加) × × × ×
独り言(特定日教示) × × ×
日時曜日回答 × × ×
顔認識(セキュリティ/伝言) × × × × ×
QRコード読解(パワーアップ) × × × × ×
絵本認識 × × × × × 〇* 〇* 〇*
写真撮影 × × × × ×
テレビ操作(手動設定) × ×
テレビ操作(メーカー設定) × × × × × ×
ヘッドスイッチ割込 × ×* ×* ×* ×* ×*
外部電源(バッテリー常時接続) × × × × × × ×

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