プラロボホンの改造その1
2017年2月9日
2月16日改訂


 プラロボホンにロビのマイコンボードとスピーカーを組み込んでロビのプログラムを動かしてしゃべるようにしてみました。
 ロビのマイコンボードは音声認識ボード、サーボモーター、目と口のLEDを接続して動かしますが最低限スピーカーさえつなげれば動かす事ができます。

 ただロビに話しかけないと何もしないのですが今回は音声認識ボードをつないでいないのでリモート接続でロビに話しかけてみます。

 スピーカーですがマイコンボードとの相性やコネクターの形状を考えるとロビのスピーカーをそのまま使った方が間違いがないと思います。
 ロビのスピーカーは第三版では55号ですが、ロビクルの11号で提供されるものも全く同じです。
 この号はこの後で使う口のLEDや電源ジャックも付いているので新たに購入される場合はこちらをお勧めします。

 まずプラロボホンにロビのスピーカーを取り付けます。
 スピーカーは頭の後ろ側に付けました。
 この部分にはスピーカーの穴らしい部品(L5)が付いているのですがどうもスピーカーじゃなくクーリングファンの通気口らしいです。

 この部品の穴は貫通していないので1.5mmのピンバイスで貫通させます。
 全部空けてもよさそうですが一番外側は空けても効果がなさそうなので残しました。
 頭の部品(A1,A2)もスピーカーの部分をニッパーとカッターで穴を開けておきます
 スピーカーを頭の中心の部品(M3)との隙間に差し込みます。
 スピーカーのケーブルはコネクターがボードの右側にあるため右側になるようにしておきます。



 頭を組立てるとこんな感じです。



 スピーカーのケーブルは首の隙間から出しておきます。

 マイコンボードを背中に2mmのビスでネジ留めします。



 スピーカーケーブルをボードのコネクターに接続します。
 USBケーブルはボードにハンダ付けをしたコネクターに接続します。
 USBケーブルの接続方法はこちらの記事を参照してください。



 実際にプラロボホンを動かした動画です。

 

 音声認識やリモート接続がなくてもプラロボホンがしゃべり続けるというプログラムを作りました。
 ロビがしゃべる言葉を一定間隔でランダムにしゃべったり歌を歌ったりし続けます。
 その時口のLEDが点滅します。

 また再生する音声番号により目のLEDがの色を変えます。

 pr_voice.zip

 マイコンを起動するとこのプログラムが動き出します。
 詳しい説明はダウンロードに含まれるReadMe.txtを参照してください。

   またかるた専用のプログラムも作りました。

 pr_kr.zip

 なおこのプログラムを動かすにはロビのココロ2DXが必要です。
 詳しい説明はダウンロードに含まれるReadMe.txtを参照してください。

 なお今回の改造は配線を間違えるとマイコンボード等が壊れる事がありますのであくまでも自己責任という事でお願いします。
 また必ずオリジナルのSDカードのバックアップは取っておいてください。
 問題があったらオリジナルのSDカードに戻してください。



 スピーカーが完全納まりきっていないのと頭がよく取れるのを改良しました。



 前回はスピーカーカバー(L5)の穴は強度が落ちる事を恐れて一番外の穴を残しましたが全て開けても大丈夫なようです。
 これに伴い顔側面パーツ(A1,A2)も穴の範囲を全て開けます。




 スピーカーの端が顔側面パーツ(A1,A2)に当たるので少しカットしました。
 あまり深くカットするとスピーカーの配線材を傷付けるので注意してください。
 スピーカーカバー(L5)の支柱をスピーカーの当たる部分を斜めにカットしくます。
 スピーカーカバーの支柱がスピーカーがかかり押し込めない時に斜めにカットする事によりスムーズに押し込むことができます。

 また顔側面パーツを合わせる時ににスピーカーが動くのを防ぐために予めスピーカーの裏の磁石の部分を両面テープで頭の中心パーツ(M3)に貼り付けておいてください。
 頭は頭の首パーツ(M4)と胴の首パーツ(V8)をビス留めします。



 頭の首パーツ(M4)の後に下から5mm位の位置に2mmの穴を開けます。
 頭の首パーツ(M4)を胴の首パーツ(M4)に差し込んでビス留めします。

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