ロボゼロをコンピュータ制御してみる その3
2012年9月15日


 デアゴスティーニの週刊ロボゼロの66号でロボゼロ用の赤外線リモコンが配布されています。
 今回はそれと同じ信号をパソコンから送信してみます。
 今時、赤外線リモコンってちょっと時代遅れですが一応ロボゼロに標準搭載されているので・・・・。
 ただしパソコン側には赤外線送信用装置が必要となってきます。
 IRACS 赤外線カー自動制御システムで使ったBUFFALOのパソコン用学習リモコン PC-OP-RS1を使います。
 IRACSを開発したのは4年位前ですがまだ販売されているようです。
 この学習リモコン、ちょっと高いのですがSDK(プログラム開発キット)が付属していて自分でプログラムが作成できます。

 PC-OP-RS1のデータの送受信サイズは240バイトですが最大57バイトのデータ(0以外)が受信できました。
 データとして0も送信されてるかも知れませんがいずれにしてもプログラムからPC-OP-RS1に対しては送信する時も240バイトデータを送る必要があります。  

0xFF0xFF0xFF0xFF0xFF0xFF0xFF0xFF
0xFF0xFF0x1F0x000x000x000x000x80
0x1F0xF80xC00x070x000xF80x010x00
0x3F0xF00x010x000x7E0x000x800x0F
0x000xF00x010x000x000x000x000xF8
0xC10x0F0x7E0xE00x030x1F0xF80xC0
0x0F0x7E0xF00x010x000x000x000x00
0x000x000x000x000x000x000x000x00


 上の例は一番左上の電源ボタンを押した時送信されるデータです。(16進で表示)
 21個のボタン全てをキャプチャーした所、青い背景の部分が変化するようです。
 なおリモコンのモードは全てAモード(標準)で本プログラムもAモードしか対応していません。
 変化する部分はロボゼロ側でリモコンキーを解析するV130の値と関連しているのだと思いますが、ここは詳しく解析せずキャプチャーしたデータをそのまま送信します。



 プログラムのスキンはロボゼロのリモコンを写真に撮ったものをそのまま使いました。(著作権の問題があるかも知れませんが、大目に見てください)
 ボタンをマウスで左クリックするとそのボタンに対応したデータが送信されます。
 プログラムの画面をデスクトップ上を移動させるにはボタン以外をマウスでドラッグします。
 プログラムの終了ボタンは、電源ボタンにしたい所ですがリモコンの電源ボタンも重要なのでロゴマークの「ROBO XERO」のXの部分をクリックするとプログラムが終了します。
 プログラムとPC-OP-RS1はCOMポートで通信しますがプログラム起動時に自動的に接続デバイスよりPC-OP-RS1を見つけて接続します。

 プログラムの使用にあたってはとPC-OP-RS1のドライバーをインストールしておく必要があります。
 PC-OP-RS1のソフトウェアのインストール方法は製品の取り扱い説明書に従ってください。



 PC-OP-RS1とその送信部です。  送信部はモニタ画面の上部に両面テープで貼り付けました。
 ロボゼロとモニタ画面を同時に撮影するためロボゼロはモニタ画面の前に置きました。



 プログラムの実行動画です。

     

 プログラムはリモコンのテスト用に作ったものを使っています。

 これだけではリモコンをエミュレートするだけのプログラムなのであまり利用価値はなさそうですが、この方法で直接アプリケーションプログラムからリモコン信号が送信できるのでコンピュータでロボゼロを制御する事ができます。

 今回作成したプログラムは下記のURLにアップしておきますので興味のある方はダウンロードして使ってみてください。
 ただしプログラム実行にあたってはBUFFALOのパソコン用学習リモコン PC-OP-RS1が必須となります。

  rxircon.zip

 なお今回のプログラムのご使用にあたっては、多少なりともロボゼロ本体への影響を伴いますのであくまでも自己責任という事でお願いします。
 またロボゼロ赤外線リモコンの信号を完全に再生できる訳ではなく信号を誤って認識したり信号に反応しない場合がありますのでご了承ください。

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